艾菊(読み)ヨモギギク

デジタル大辞泉 「艾菊」の意味・読み・例文・類語

よもぎ‐ぎく【×艾菊】

キク科多年草。高さ約70センチ。全体に強い臭気があり、葉は羽状に深く切れ込む。夏、黄色の花を多数つける。ヨーロッパシベリア分布タンジー

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精選版 日本国語大辞典 「艾菊」の意味・読み・例文・類語

よもぎ‐ぎく【艾菊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。ヨーロッパからシベリアに分布し、薬用、観賞用に栽培する。高さ三〇~七〇センチメートル。全体に特有な臭気がある。茎は上部分枝し、夏に、茎頂に散房状に黄色の頭花を開く。頭花は径約五ミリメートルの半球形で、舌状花はない。健胃駆虫剤に用いる。日本には変種のエゾノヨモギギクが北海道に生える。〔日本植物名彙(1884)〕

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