テルル化物(読み)テルルカブツ

化学辞典 第2版 「テルル化物」の解説

テルル化物
テルルカブツ
telluride

テルルと,より陽性な元素(金属水素など)との化合物鉱物としてはAu,Agのテルル化物として産出する.金属との化合物は,Te2- を含むイオン性化合物で,M2Te,MHTeなどの組成をもつ.同族のS,Se化合物に似ているが,より不安定で酸化されやすく,還元性が強い.相手金属が多価の場合には分極がいちじるしく半導体性のものが多い.たとえば,周期表12族元素とは,ZnTe,HgTeなど,Ⅱ-Ⅵ化合物半導体をつくる.アルカリ金属アルカリ土類金属の塩は純粋なら無色.水溶性で,水溶液中に Te2- を生じ,酸を加えるとH2Teを発生し,重金属塩を加えると水に不溶の各金属のテルル化物を沈殿する.また,アルカリのテルル化物などの水溶液にTeを加えて反応させると,Sn+12- と同様に Ten+12-(n ≧ 1)のポリテルル化物イオンを生じる.多くの金属テルル化物には,半導体材料として各種の用途がある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む