ディオニソス的(読み)ディオニソスてき

精選版 日本国語大辞典 「ディオニソス的」の意味・読み・例文・類語

ディオニソス‐てき【ディオニソス的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ニーチェが「悲劇誕生」のなかで唱えた芸術の類型づけの一つ。アポロ的に対し、動的・激情的・陶酔的・狂熱的などの特色をもつもの。ギリシア悲劇、熱情的な音楽など。
    1. [初出の実例]「この打(ぶ)っ付かって行く心持が Dionysos(ヂオニソス)的だ」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む