僑姓大族(読み)きょうせいたいぞく(その他表記)qiao-xing-da-zu; ch`iao-hsing-ta-tsu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「僑姓大族」の意味・わかりやすい解説

僑姓大族
きょうせいたいぞく
qiao-xing-da-zu; ch`iao-hsing-ta-tsu

中国で,もと華北にいたが,西晋 (→晋) 末の動乱で江南に移り,東晋南朝政権の中心となった大族。東晋朝は国勢はふるわなかったが,政治構造面では征服王朝的色彩が強かった。それだけに華北からの流寓者である大姓の人々は,中央政権への依存度が強いという弱点をもちながらも,江南土着の豪族を押えて中央政府の実権を握り,東晋中期には上層貴族としての政治的・社会的地位を確立するにいたった。しかし,梁末の侯景の乱以後,土着豪族にその地位を奪われ,没落していった。

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