了知主義(読み)リョウチシュギ

デジタル大辞泉 「了知主義」の意味・読み・例文・類語

りょうち‐しゅぎ〔レウチ‐〕【了知主義】

意思表示効力が発生する時期を、相手方がその内容了知したときとする主義。例えば、手紙を読みおえたときなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「了知主義」の意味・読み・例文・類語

りょうち‐しゅぎ レウチ‥【了知主義】

〘名〙 隔地者の間でなされた意思表示は、その内容が相手方に実際に了知された時点、たとえば相手の人が手紙を読み終わった時点をもって、その効力を生ずるものとする主義。〔袖珍新聞語辞典(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android