事務屋(読み)ジムヤ

デジタル大辞泉 「事務屋」の意味・読み・例文・類語

じむ‐や【事務屋】

事務専門にとる人。技術者などに対して、揶揄やゆしたり卑下したりしていう語。
政治的配慮手腕に欠け、もっぱら事務的に物事を処理しようとする人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「事務屋」の意味・読み・例文・類語

じむ‐や【事務屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事務をとる人。技術者などに対して、ややさげすんでいう。
    1. [初出の実例]「閑職に追いやられて事務屋みたいなことをしていたが」(出典:司令の休暇(1970)〈阿部昭〉二)
  3. 企業などで事務に練達の人。また転じて執務の際に係数だけにこだわり、政治的配慮、手腕に乏しい人をさしていう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む