( 1 )「くは」は「くはびら(くるぶしから先の部分)」「くはゆき(馬の後脚の外側に向いてとがった関節)」「くひひす(踵)」の「くは」「くひ」との関係が考えられる。
( 2 )「くわだてる①②」の語義が定着すると、「つま先で立つ」という原義は、やや遅れて現われたツマダツ(爪立つ)に譲る形となった。
( 3 )中世以降は、何か重大で深刻なこと、良くないことを思い立ち、実行する意で用いられるようになる。
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