目論む(読み)モクロム

デジタル大辞泉 「目論む」の意味・読み・例文・類語

もくろ・む【目論む】

[動マ五(四)]《「もくろん(目論)」を活用させた語》物事をしようとして考えをめぐらす。計画する。企てる。たくらむ。「新事業を―・む」「一攫千金いっかくせんきんを―・む」
[類語]はかる企てる策する企図する計画もくろみくわだはかりごと一計企画立案構想設計プランプロジェクト青写真筋書手の内予定たくらむかくする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目論む」の意味・読み・例文・類語

もくろ・む【目論】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 物事を行なう方法について、あれこれと計画をめぐらす。たくらむ。企てる。
    1. [初出の実例]「着ぬ先に質にもくろむ物着星」(出典:俳諧・うたたね(1694))
  3. 囲碁で、目算することをいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android