ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「価格理論」の意味・わかりやすい解説
価格理論
かかくりろん
price theory
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…そこでは市場形態,企業組織などについて分析が行われ,一般均衡理論として集成される。ミクロ経済学はときとしては,価格理論,配分理論などと呼ばれる。これに対してマクロ経済学は,一つの国民経済ないしは市場経済全体に関する集計的な経済変量がどのようなメカニズムによって決まり,その間にどのような関係が存在するかということを考察する。…
…経済主体間の市場を通じての相互依存関係とは,生産物,生産要素の交換の関係であるから,それを分析するには交換の比率である価格の体系を分析しなければならない。したがって,ミクロ経済学はまた価格理論とも呼ばれるのである。 消費者家計は労働,土地,資本などの生産要素を供給して所得を獲得し,それをさまざまな生産物の購入のために支出する。…
※「価格理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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