八束穂(読み)ヤツカホ

デジタル大辞泉 「八束穂」の意味・読み・例文・類語

やつか‐ほ【八束穂】

長い穂。
「神世より今日のためとや―に長田の稲のしなひそめけむ」〈新古今・賀〉

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精選版 日本国語大辞典 「八束穂」の意味・読み・例文・類語

やつか‐ほ【八束穂】

  1. 〘 名詞 〙 八握りもある稲の穂。また、長い穂。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「其の秋の垂穎(たりほ)、八握(ヤツカホ)に莫莫然(しな)ひて、甚だ快(こころよ)し」(出典日本書紀(720)神代上(兼方本訓))
    2. 「神代よりけふの為とややつかほに長田の稲のしなひそめけん〈藤原兼光〉」(出典:新古今和歌集(1205)賀・七五四)

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「八束穂」の解説

やつかほ【八束穂】

愛知日本酒蔵元の「八束穂酒造」は明治33年(1900)創業所在地は名古屋市中川区牛立町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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