冬囲い(読み)フユガコイ

精選版 日本国語大辞典 「冬囲い」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐がこい‥がこひ【冬囲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冬季、使用できない船を陸上または川口入江などで囲うこと。船囲(ふながこい)。浮囲(うきがこい)
    1. [初出の実例]「其節古船他国にて冬囲仕居」(出典:内田家記録‐五(1872))
  3. ゆきがこい(雪囲)
    1. [初出の実例]「百姓達は冬囲ひが終ってしまふと、草家の中にもぐりこんで」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む