刎頸(読み)ふんけい

精選版 日本国語大辞典 「刎頸」の意味・読み・例文・類語

ふん‐けい【刎頸】

〘名〙
① 首をはねること。首を斬ること。斬首。〔医語類聚(1872)〕 〔春秋公羊伝‐宣公六年〕
② 「ふんけい(刎頸)の交わり」の略。〔文明本節用集(室町中)〕

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デジタル大辞泉 「刎頸」の意味・読み・例文・類語

ふん‐けい【××頸】

首を斬ること。斬首。

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普及版 字通 「刎頸」の読み・字形・画数・意味

【刎頸】ふんけい

死生にする約束。親交。〔史記、廉頗相如伝〕頗之れを聞き、袒(にくたん)(肩はだをぬぐ、謝罪の礼)してひ、客に因りて相如(りんしやうじよ)の門に至りて罪を謝し~卒(つひ)に相ひ與(とも)に(よろこ)び、刎頸のはりを爲せり。

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