土地開発(読み)とちかいはつ(その他表記)land development

翻訳|land development

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土地開発」の意味・わかりやすい解説

土地開発
とちかいはつ
land development

山林地帯,山岳中腹,海岸など,そのままでは工業地,農地宅地としては不適格な土地を,大規模に,計画的に適格地として開発すること。具体的には,(1) 中核的工業団地開発 (工業再配置政策の一環として,地域開発の中核となりうる工業団地を造成) ,(2) 農業総合開発 (未墾地などの土地資源の有効利用をはかり合理的な酪農経営などを実現) ,(3) 農地造成 (畑地水田の整備,改良により水準の高い農家を育成) ,(4) 大規模ニュータウン (都市近郊に大量の宅地を供給するとともに環境良好な住宅都市を建設) などがある。例としては,(1) 米沢八幡原,佐賀東部,(2) 北上山系,(3) 広島中部台地,(4) 多摩 (東京) ,千里 (大阪) ,高蔵寺 (愛知) ,千葉などがあげられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む