多幸症(読み)たこうしょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「多幸症」の意味・わかりやすい解説

多幸症
たこうしょう

感情ないし気分の障害であり、上機嫌ともいう。客観的状況にそぐわない空虚で無内容な爽快(そうかい)な気分状態である。あらゆることに楽天的で、苦にせず、その背景には、人格の水準低下が想定される。老年痴呆(ちほう)、前頭葉の障害、進行麻痺(まひ)などの脳器質性障害や、アルコール、モルヒネなどの中毒性精神障害の場合に出現する。一般には、そう病の気分の高揚は爽快気分として区別される。前頭葉の障害で、無意味なことばの駄洒落(だじゃれ)や、冗談を好むことがあり、これをモリアmoriaまたは、ふざけ症という。発揚は気分の高揚と自己価値の病的高まりをいう。

[永田俊彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む