天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず(読み)テンハヒトノウエニヒトヲツクラズヒトノシタニヒトヲツクラズ

デジタル大辞泉 の解説

てんひとうえひとつくらずひとしたひとつくらず

生来人間は平等であり、貴賤・貧富の差別初めからあるものではない。
[補説]福沢諭吉学問のすゝめ」から。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

てん【天】 は 人(ひと)の上(うえ)に人(ひと)を造(つく)らず、人(ひと)の下(した)に人(ひと)を造(つく)らず

  1. 人間は本来平等であって、貴賤・上下の差別のあるものではない。
    1. [初出の実例]「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉一)

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ことわざを知る辞典 の解説

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

人間は生まれながらに平等であって、貴賤・上下の差別はない。

[解説] 福沢諭吉の「学問のすゝめ―一」の冒頭のことば。

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