客観性(読み)キャッカンセイ

デジタル大辞泉 「客観性」の意味・読み・例文・類語

きゃっかん‐せい〔キヤククワン‐〕【客観性】

客観的であること。だれもがそうだと納得できる、そのものの性質。「客観性に欠ける論評」⇔主観性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「客観性」の意味・読み・例文・類語

きゃっかん‐せい キャククヮン‥【客観性】

〘名〙 主観から独立して存在する客観(対象)に属し、それに条件づけられている性格。また、主観を離れて独立していること。いつ、誰がみてもそうだと認められる性質。かっかんせい。⇔主観性
和解(1917)〈志賀直哉〉一「それは夢の中で出会ふ人のやうに客観性を持ってゐて」

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