徐行(読み)ジョコウ

精選版 日本国語大辞典 「徐行」の意味・読み・例文・類語

じょ‐こう‥カウ【徐行】

  1. 〘 名詞 〙 ゆっくりと進行すること。多く、鉄道車両や自動車などが、直ちに停車できるような速度で進むことをいう。
    1. [初出の実例]「後陣の従類に交はりて徐行するも、更に誰人なるかを知らず」(出典:将門記(940頃か))
    2. 「徐行して来たタクシーの運転手と目が会うと、タクシーはとまった」(出典:セルロイドの塔(1959)〈三浦朱門〉五)
    3. [その他の文献]〔史記‐韓王信伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「徐行」の読み・字形・画数・意味

【徐行】じよこう(かう)

ゆっくりと歩く。〔孟子、告子下〕徐行して長に後(おく)るる、之れを弟と謂ふ。疾行して長に先んずる、之れを不弟と謂ふ。夫(そ)れ徐行は、豈(あ)に人の能はざるならんや。爲さざるなり。

字通「徐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む