排尿痛(読み)はいにょうつう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「排尿痛」の意味・わかりやすい解説

排尿痛
はいにょうつう

排尿の際の痛みをいい、排尿のどの時期に痛みを感じるかによって初期排尿痛、終末時排尿痛、全排尿痛に分けられる。初期排尿痛は尿の出始めに痛みを覚えるもので、尿道炎などの際に多く認められる。終末時排尿痛は排尿が終わるまぎわから終了後にかけての痛みで、膀胱(ぼうこう)炎や前立腺(せん)炎の際に多い症状である。また、全排尿痛は尿の出始めから終わりまで持続する痛みで、尿道狭窄(きょうさく)や尿道結石などのために排尿が障害され、尿道内圧が上昇することに起因する場合が多いが、高度の膀胱炎などでもみられる。なお、痛みがごく軽い場合には、排尿時または排尿後の不快感として感じる場合もある。

[河田幸道]

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