新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「春日庄次郎」の解説
春日 庄次郎
カスガ ショウジロウ
- 肩書
- 日本共産党中央委員,共産主義労働者党創立者
- 生年月日
- 明治36年3月25日
- 出生地
- 大阪府大阪市東区今橋
- 学歴
- 立命館中中退
- 経歴
- 綿布商に奉公した後、大正11年上京、博文館の印刷工。13年関東印刷労働組合を組織、日本労働総同盟に参加。同年モスクワのクートベ(東洋勤労者共産大学)で学び、15年帰国。昭和2年日本共産党関西地方委員長。翌年共産党一斉検挙で懲役10年の判決を受け、12年満期出獄。日本共産主義者団を組織、13年再び検挙され無期懲役判決。20年釈放、21年共産党中央委員。25年書記局員。同年の党分裂で宮本顕治とともに国際派を指導。同年6月マッカーサー書簡で公職追放。30年党統一で中央委員、後書記局員。33年統制委員会議長。36年離党、社会主義革新運動準備会(社革)を結成、議長。37年運動方針をめぐって社革から離れ統一社会主義同盟を組織。42年社革、日本のこえの大半を合同、共産主義労働者党を結成。
- 没年月日
- 昭和51年4月9日
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報