植村氏(読み)うえむらうじ

改訂新版 世界大百科事典 「植村氏」の意味・わかりやすい解説

植村氏 (うえむらうじ)

近世大名美濃土岐氏の出で,のち遠江国上村に住するという。徳川家康の祖父清康以来の譜代。1640年(寛永17)家政のとき,大和高取2万5000石となる。2度の分知により,87年(貞享4)以降2万500石。近世後期の家利は奏者番,その子家長は奏者番,寺社奉行若年寄老中格などを務め,2万5000石に加増当主はおおむね従五位下出羽守に叙任。維新後は子爵
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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