死んだ子の年を数える(読み)シンダコノトシヲカゾエル

ことわざを知る辞典 「死んだ子の年を数える」の解説

死んだ子の年を数える

死んだ子が今生きていれば幾つになるはずだと、年齢を数えること。言ってもどうしようもない過去のことについて、あれやこれやと言って悔やむたとえ。

[使用例] が、叔父は時々自分の年とその子の年とを繰ってみたりなどした。「もう晩い、私が五十七になってやっと二十だで」叔母はまた死んだ子の年など数えはじめた[徳田秋声足迹|1910]

異形死児よわいを数う

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