氷枕(読み)ヒョウチン

精選版 日本国語大辞典 「氷枕」の意味・読み・例文・類語

こおり‐まくらこほり‥【氷枕】

  1. 〘 名詞 〙 氷片や水を入れて枕にする、ゴムまたはゴム引きの防水布製の袋。熱のある病気のときに、頭部を冷やすために用いる。ひょうちん。
    1. [初出の実例]「日に百何斤からの氷を湯にしてのけて、氷枕に氷嚢、氷の片を啣むで果敢ない命を繋いで居た」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七)

ひょう‐ちん【氷枕】

  1. 〘 名詞 〙 こおりまくら
    1. [初出の実例]「この度は死ぬかも知れずと思ひし玉ゆら氷枕(ヒョウチン)の氷は解け居たりけり」(出典赤光(1913)〈斎藤茂吉〉分病室)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む