浅葱色(読み)アサギイロ

精選版 日本国語大辞典 「浅葱色」の意味・読み・例文・類語

あさぎ‐いろ【浅葱色・浅黄色】

  1. 〘 名詞 〙あさぎ(浅葱)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「空を見上げたれば、ことにはれてあさき色なるに」(出典:建礼門院右京大夫集(13C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

色名がわかる辞典 「浅葱色」の解説

あさぎいろ【浅葱色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな緑みの青」としている。一般に、ややがかった薄いあいをさす。江戸時代羽織はおり裏地として浅葱色の木綿が使われた。これを浅葱裏という。遊里ではこうした羽織を着た武士田舎者とし「浅葱(浅葱裏)」とあざけった。またバラ科の落葉高木で全体に薄い青色のものを浅葱桜という。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む