深海底生物群集(読み)しんかいていせいぶつぐんしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「深海底生物群集」の意味・わかりやすい解説

深海底生物群集
しんかいていせいぶつぐんしゅう

大洋中央海嶺で熱水が噴出している部分や,海溝の陸側斜面でプレートの沈み込みによって海溝部にたまった堆積物から深層水が染出している場所に見られる生物の群集。シロウリガイの一種の二枚貝の仲間や,カニ,チューブワームなどが見られることが多い。これらの群集の生命維持には熱水や深層水が重要な役割を果しており,熱水の噴出が止ったチムニーの場合には群集の遺骸だけが観察されることが多い。日本近海でも日本海溝や相模トラフなどで発見されている。

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