烏賊の墨(読み)イカノスミ

デジタル大辞泉 「烏賊の墨」の意味・読み・例文・類語

いか‐の‐すみ【烏賊の墨】

イカ内臓にある墨汁嚢ぼくじゅうのうの黒い液。危険にあうと、漏斗ろうとから噴出させて逃げる。セピア色顔料使用。いかすみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「烏賊の墨」の意味・読み・例文・類語

いか【烏賊】 の 墨(すみ)

  1. イカの体内にある黒い汁。攻撃されたとき、水中にふき出して姿をくらます。セピア色の顔料となる。いかの黒み。いかすみ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「あの烏賊(イカ)の墨(スミ)で切れ文を書いて」(出典歌舞伎傾情吾嬬鑑(1788)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む