物価安定政策(読み)ぶっかあんていせいさく(その他表記)price stabilization policy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「物価安定政策」の意味・わかりやすい解説

物価安定政策
ぶっかあんていせいさく
price stabilization policy

自由競争の下で,価格は資源の適正配分をもたらすように決まるが,持続的な物価の上昇や急激な変動は,経済活動や所得分配などに悪影響がある。この政策は,物価を安定させるために人為的に物価の自律的変動を調整する目的でとられる政策で,直接的・間接的,一般的・個別的,貨幣的・実物的を問わずすべての手段が含まれる。最も厳しいのが個別的な価格統制である。効果は直接的であるが,価格による自動調整機能を失うことになるため好ましくない。そのため間接的ではあるが,一般的な金融・財政政策により,価格による自動調整機能を利用しながら政策当局の意図する水準に物価を持っていく方法がとられる。

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