猫橋(読み)ネコバシ

日本歴史地名大系 「猫橋」の解説

猫橋
ねこばし

[現在地名]宇佐市岩崎 猫橋

国道一〇号は岩崎(いわさき)と和気(わき)の境界で寄藻(よりも)川を渡る。現在、この橋を橋津(はしづ)橋とよぶが、同路線が改修されて国道となる以前、寄藻川に架かっていたのは低いめがね橋で、岩崎側では猫橋、和気側では猫間(ねこま)橋とよび、一帯は猫田(ねこだ)とも通称された。また猫橋の付近は明治までは寄藻川の河岸として機能し、橋付近の同川は猫橋川ともよばれていた。「執睨録」の文政七年(一八二四)の条には「猫橋川船出入荷物積之儀、細流ニ而道筋遠く暫時之満汐を相考、速ニ出入不仕候而は汐干落、滞船仕候様ニ相成申候」とあり、寄藻川は決っして舟運に適した川とはいえなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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