生物擾乱(読み)せいぶつじょうらん

最新 地学事典 「生物擾乱」の解説

せいぶつじょうらん
生物擾乱

bioturbation

未固結堆積物や土壌が生物活動によって攪拌され,変形・変位すること。バイオターベーションとも。生物活動の活発な浅海の堆積物によくみられる。生物の匍跡(はいあと)など底質の表層のみが変形したもの,巣穴の掘削などによって堆積物の成層構造が切られたもの,さらに盛んな生物活動によって初生的な堆積構造が完全に失われたものなど種々の程度の生物擾乱がある。寒冷地では結氷作用によって生物擾乱に類似した構造が堆積物に残されることがある。匍跡や巣穴が堆積物中に残されたものが生痕化石。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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