白田村(読み)しらだむら

日本歴史地名大系 「白田村」の解説

白田村
しらだむら

[現在地名]東伊豆町白田

片瀬かたせ村の南、伊豆半島東岸の中央部に位置する。村の北側を東流する白田川の南岸流域に田地が広がる。海岸近くを南北に東浦ひがしうら路が通る。来宮きのみや神社(現志理太乎宜神社)の貞和二年(一三四六)上梁文には「白田来浜神社」とある(増訂豆州志稿)。紀州那智山の旦那のうち加藤氏のみを記した年月日未詳の諸国加藤名字注文(米良文書)には「伊豆国しらたの加藤」とみえる。大川おおかわ三島みしま神社が所蔵する享徳三年(一四五四)一二月一七日の棟札には大旦那白田大方見祐大姉と地頭加藤広康とあり、明応九年(一五〇〇)一一月六日の某社棟札には白田の代官勧進に加わっており、柳島やなぎしま(現神奈川県茅ヶ崎市)の藤間宗源入道をはじめ同湊にくる廻船持にも寄付を募っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む