直接経験(読み)ちょくせつけいけん

精選版 日本国語大辞典 「直接経験」の意味・読み・例文・類語

ちょくせつ‐けいけん【直接経験】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] unmittelbare Erfahrung の訳語 )
  2. 書物他人の話によるものではなく、自らが直接仕事をしたり、参加したりすることによって得る経験。
    1. [初出の実例]「それで純粋経験は直接経験と同一である」(出典:善の研究(1911)〈西田幾多郎〉一)
  3. 人間が主観的にとらえたとおりの経験。ドイツの哲学者ブントは、これを心理学の対象とし、間接経験である自然科学の対象と対立させた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む