真の台子(読み)しんのだいす

精選版 日本国語大辞典 「真の台子」の意味・読み・例文・類語

しん【真】 の 台子(だいす)

  1. ( 「真」は台子を飾る基本的な方式。行・草よりも重視された ) 茶の湯に用いる正式茶棚四本柱の棚に風炉(ふろ)茶碗・茶入・水さしなどを載せたもの。真の台子の点茶法は、点前最上位に有り、その伝授を得て、宗匠となる。
    1. [初出の実例]「茶の湯は真(シン)の台子(ダイス)迄を心安くおぼえ」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む