神薬(読み)シンヤク

精選版 日本国語大辞典 「神薬」の意味・読み・例文・類語

しん‐やく【神薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神仙から授かる薬。ふしぎな効能のある薬。不老長寿の薬。霊薬。妙薬。
    1. [初出の実例]「七百近寿転成長遠之神薬」(出典法華義疏(7C前)一)
    2. 「姫神伝授の神薬ここに在り」(出典:読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕
  3. 薬の名。清涼剤、また、気付け薬の名。
    1. [初出の実例]「爰に資生堂の神薬を所持なせば」(出典:歌舞伎・霜夜鐘十字辻筮(1880)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む