神薬(読み)シンヤク

デジタル大辞泉 「神薬」の意味・読み・例文・類語

しん‐やく【神薬】

不思議な特効のある薬。霊薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神薬」の意味・読み・例文・類語

しん‐やく【神薬】

〘名〙
神仙から授かる薬。ふしぎな効能のある薬。不老長寿の薬。霊薬。妙薬
法華義疏(7C前)一「七百近寿転成長遠之神薬」
読本南総里見八犬伝(1814‐42)九「姫神伝授の神薬ここに在り」 〔史記‐秦始皇本紀〕
② 薬の名。清涼剤、また、気付け薬の名。
歌舞伎霜夜鐘十字辻筮(1880)二幕「爰に資生堂の神薬を所持なせば」

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知恵蔵mini 「神薬」の解説

神薬

中国人気を集めている日本製医薬品通称。2010年代半ばに中国のポータルサイト「捜狐(SOHU)」において「日本に行ったら買うべき12の医薬品」が紹介されたことで、訪日中国人がこれらの製品を購入するようになった。12種の医薬品の中には、小林製薬株式会社の「熱さまシート」や「サカムケア」、株式会社龍角散の「龍角散」、久光製薬の「サロンパス」などが含まれている。

(2019-2-27)

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