空箱(読み)カラバコ

デジタル大辞泉 「空箱」の意味・読み・例文・類語

から‐ばこ【空箱】

何も入っていない箱。あきばこ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空箱」の意味・読み・例文・類語

から‐ばこ【空箱】

  1. 〘 名詞 〙 中に何もはいってない箱。あきばこ。
    1. [初出の実例]「洋燧(マッチ)の空箱(カラバコ)、ひとふたみ、やう枝(じ)と共に散じ」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)

あき‐ばこ【空箱】

  1. 〘 名詞 〙 中に物のはいっていない箱。からばこ。
    1. [初出の実例]「内蔵へ入て見わたせば、銀も小判もなかりけり。浦の苫やの明箱(アキバコ)(ばかり)二三百」(出典:浮世草子傾城色三味線(1701)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空箱」の読み・字形・画数・意味

【空箱】くうそう

から箱。

字通「空」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む