ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絶対所得仮説」の意味・わかりやすい解説
絶対所得仮説
ぜったいしょとくかせつ
Absolute Income Hypothesis
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…ケインズ型消費関数で定数項が正であるとすれば,所得の上昇は貯蓄率の上昇をもたらす。これが絶対所得仮説であるが,この仮説は1970年代の貯蓄率の低下を説明できない。所得の成長率が急激に上昇すると,消費慣習が遅れて変化したり(習慣仮説),あるいは所得の上昇が一時的と考えられてしまう可能性がある(恒常所得仮説)ため,貯蓄率が上昇するかもしれない。…
※「絶対所得仮説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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