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平均消費性向 へいきんしょうひせいこうaverage propensity to consume

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

平均消費性向
へいきんしょうひせいこう
average propensity to consume

可処分所得に対する消費支出の割合を意味し,世帯の消費意欲を示す指標として用いられる。これは,高度経済成長の時期から石油危機まで一貫して低下し,1970年代後半になってから上昇し,82年以降また低下傾向をたどってきた。これに対して平均貯蓄性向は,可処分所得に対する貯蓄純増の割合のことで,世帯の貯蓄意欲を示す指標として用いられる。貯蓄純増とは貯金純増と保険純増を合計したもの (貯蓄純増=〔貯金-貯金引出〕+〔保険掛金-保険取金〕) 。また貯蓄性向=1-消費性向という考え方があるが,家計においては借入金,月賦,掛買いなどの純減は貯蓄と考えないほうがよい。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の平均消費性向の言及

【消費性向】より

…所得のうちどれだけを消費にふりむけるかは,個々人,もしくは個々の家計の嗜好条件や心理的条件などが影響して決まるはずである。消費性向では,通常所得と消費の平均的比率(=消費/所得)で定義する平均消費性向と,所得・消費のある期間内の増分の比率(=消費の増分/所得の増分)で定義する限界消費性向とは必ずしも等しくならず,それを区別して用いる場合が多い。 ケインズは,国民所得水準の決定を論ずるに際して,一国のマクロ・レベルの消費(実質)が,所得(実質)の線形関数で近似的に表現できるとした。…

※「平均消費性向」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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