緒方城次郎(読み)おがた じょうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「緒方城次郎」の解説

緒方城次郎 おがた-じょうじろう

1844-1905 明治時代官吏
弘化(こうか)元年生まれ。緒方洪庵の3男。慶応元年幕府のロシア留学生となる。帰国後大蔵省にはいり,のち新潟県判事,帝国大学病院薬局取締となった。退官後は緒方病院の薬局長をつとめた。明治38年3月20日死去。62歳。大坂出身。名は惟孝(これたか)。編著和露辞典「魯語箋」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android