老心(読み)ろうしん

精選版 日本国語大辞典 「老心」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しんラウ‥【老心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 老人の心。老人になってからの気持。
    1. [初出の実例]「人事未壮日、老心何耐残春」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日即事〈藤原有信〉)
  3. 父母の心。親心
    1. [初出の実例]「所謂老心者。父母心也」(出典:永平道元禅師清規(13C中)典座教訓)

おい‐ごころ【老心】

  1. 〘 名詞 〙おいごこち(老心地)
    1. [初出の実例]「おやこは三界のくびかせと、きけば誠に老心、わかれの涙の両の袖」(出典:光悦本謡曲・天鼓(1465頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む