老心(読み)ろうしん

精選版 日本国語大辞典 「老心」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しんラウ‥【老心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 老人の心。老人になってからの気持。
    1. [初出の実例]「人事未壮日、老心何耐残春」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日即事〈藤原有信〉)
  3. 父母の心。親心
    1. [初出の実例]「所謂老心者。父母心也」(出典:永平道元禅師清規(13C中)典座教訓)

おい‐ごころ【老心】

  1. 〘 名詞 〙おいごこち(老心地)
    1. [初出の実例]「おやこは三界のくびかせと、きけば誠に老心、わかれの涙の両の袖」(出典:光悦本謡曲・天鼓(1465頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む