耕作限界(読み)コウサクゲンカイ(その他表記)cultivation limit

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耕作限界」の意味・わかりやすい解説

耕作限界
こうさくげんかい
cultivation limit

農作物を栽培するうえで,経営的に採算可能な地理的または経済的な限界。農作物は作物自身の特性ほか気候土質などの自然条件と社会経済的な条件とで,栽培可能地が決定される。作物生育の条件と栽培地の条件との差が大きいほど,人為的方法で差を縮める操作が必要となり,経費の負担が大きくなって,ついには収支が引合わなくなる。この地点がその作物の耕作限界となる。

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改訂新版 世界大百科事典 「耕作限界」の意味・わかりやすい解説

耕作限界 (こうさくげんかい)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「耕作限界」の意味・わかりやすい解説

耕作限界
こうさくげんかい

耕境

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世界大百科事典(旧版)内の耕作限界の言及

【栽培限界】より

…環境条件によって規定される各種農作物の栽培可能地域の限界をいい,とくに経済的に採算がとれる限界であることを強調するときには耕作限界という言葉を用いることがある。作物の栽培にもっとも限定的に働く環境条件は気候であり,気候要素としての温度および水をめぐって栽培限界が問題とされるのが普通である。…

※「耕作限界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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