蒸気ポンプ(読み)ジョウキポンプ

精選版 日本国語大辞典 「蒸気ポンプ」の意味・読み・例文・類語

じょうき‐ポンプ【蒸気ポンプ】

  1. 〘 名詞 〙 ( ポンプは[オランダ語] pomp ) ( 原動機として現在の内燃機関がまだ一般化されておらず、原動機としてはもっぱら蒸気機関が用いられていた明治、大正頃の語 ) 蒸気機関で動かすポンプ。一般人の目には、これを備えた消防自動車が印象づけられて、消火ポンプの代わりにこの語を用いた。
    1. [初出の実例]「蒸気ポンプの試験を〈略〉執行せしが」(出典:郵便報知新聞‐明治二〇年(1887)七月三一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む