詠み歌(読み)よみうた

精選版 日本国語大辞典 「詠み歌」の意味・読み・例文・類語

よみ‐うた【詠歌・読歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 作った和歌えいか。
  3. 古事記」「琴歌譜」に見える上代歌謡一つ調子にあまり曲折がなく、よむように朗唱した歌か。一説に「吉(よみ)歌」で寿歌(ほぎうた)のこと。
    1. [初出の実例]「故、此の二歌は読歌(よみうた)ぞ」(出典:古事記(712)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android