超絶哲学(読み)ちょうぜつてつがく

精選版 日本国語大辞典 「超絶哲学」の意味・読み・例文・類語

ちょうぜつ‐てつがくテウゼツ‥【超絶哲学】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Transzendentalphilosophie訳語 ) カント哲学で、対象について認識する仕方についての先天的に可能な認識と先験的概念体系をさす。分析的認識と先天的総合的認識を完全に含んだ哲学体系で、カントの「純粋理性批判」では試みられなかったもの。現在は先験哲学と訳す。超絶論。〔哲学字彙(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む