量子アニーリング(読み)リョウシアニーリング

デジタル大辞泉 「量子アニーリング」の意味・読み・例文・類語

りょうし‐アニーリング〔リヤウシ‐〕【量子アニーリング】

量子力学的に相関をもつ多数の量子ビットを制御し、同時に複数の状態をとる量子ビットが、自ずから、もっともエネルギーが低い状態に変化する現象を利用することで、最適化問題を解く手法。1998年に西森秀稔と門脇正史が考案確率探索による従来焼き鈍し法に比べ、正しい最適解を得る確率が高い。のちにカナダのディーウェーブシステムズ社が同手法を超伝導回路による量子ビットに応用し、世界初の商用量子コンピューターを開発した。量子焼き鈍し法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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