量子重力(読み)リョウシジュウリョク

デジタル大辞泉 「量子重力」の意味・読み・例文・類語

りょうし‐じゅうりょく〔リヤウシヂユウリヨク〕【量子重力】

量子化された重力。また、そのような理論量子重力理論という。一般相対性理論では重力場古典論的な場として扱う。しかし一般相対性理論の枠組みでは、ブラックホール事象の地平線近傍や特異点のように、量子論的効果を無視できない状態を正確に記述することができない。超弦理論をはじめ、いくつかの理論が候補に挙がっているが、まだ完成には至っていない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 事象

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む