飽和電流(読み)ホウワデンリュウ(その他表記)saturation current

化学辞典 第2版 「飽和電流」の解説

飽和電流
ホウワデンリュウ
saturation current

電離箱電子管などで,電流担体生成条件(電離箱では放射線強度,熱電子管では熱電子放出率,そのほか光電子放出率など)を一定にした状態で,両極間の収電荷電圧を高めるとき,ある電圧値以上で飽和して一定値になった電流.飽和電流は生成担体数によって一定値をもつ.電圧が大きくなって放電が起こるようになると,担体の増加が起こり飽和電流は得られない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飽和電流」の意味・わかりやすい解説

飽和電流
ほうわでんりゅう
saturation current

一般に,電気回路や電子素子に電圧をかけた場合,電圧の増加に従って流れる電流は増加していくが,素子によっては電圧が増しても電流がある一定値以上に増加せず飽和する場合がある。この飽和した電流を飽和電流という。真空管において,電極から放出される熱電子の数が制限されていることによって電流が飽和する現象や,ダイオードの逆バイアス時に現れる飽和電流はこの例である。

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