香良洲町(読み)からすちよう

日本歴史地名大系 「香良洲町」の解説

香良洲町
からすちよう

面積:四・〇八平方キロ

一志郡東部の雲出(くもず)川河口の三角洲に位置する。北は雲出川古川を挟んで津市に、南は雲出本流を挟んで三雲(みくも)村に接し、東は伊勢湾に臨む。この三角洲は、標高三メートル以下で、零メートル以下の所もある。矢野(やの)浦は、雲出川水運を利用した物資の集散地ともなり、中世では神宮へ上分米などを運び、近世では河川沿いの津藩や和歌山藩領の年貢米などを松坂・津、白子(しろこ)(現鈴鹿市)などへ運び、さらに江戸方面ともつながっている。現在集落は自然堤防上などのやや高い所に位置し、西側に比較的まとまっている。また昭和一七年(一九四二)に開かれた三重海軍航空隊の跡地も、宅地化されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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