鯛の尾より鰯の頭(読み)タイノオヨリイワシノアタマ

デジタル大辞泉 「鯛の尾より鰯の頭」の意味・読み・例文・類語

たいよりいわしあたま

大きい団体で人の後に従うよりは、小さな団体でもそのかしらとなるほうがよいということ。
[類語]鶏口となるも牛後となるなかれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鯛の尾より鰯の頭」の意味・読み・例文・類語

たい【鯛】 の 尾(お)より鰯(いわし)の頭(かしら)

大きな団体の属員になるよりは、小さな団体でも、そのかしらとなることのほうがよいということ。鶏口となるも牛後となるなかれ。〔俚言集覧(1797頃)〕

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ことわざを知る辞典 「鯛の尾より鰯の頭」の解説

鯛の尾より鰯の頭

はなやかで大きな集団末端に連なるよりも、小さな集団の指導者になるほうがよい。

[類句] 鶏口となるも牛後となる勿れ

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