鳩羽鼠(読み)ハトバネズミ

精選版 日本国語大辞典 「鳩羽鼠」の意味・読み・例文・類語

はとば‐ねずみ【鳩羽鼠】

  1. 〘 名詞 〙 黒みがかった淡い青緑色。わずかに青みのある灰紫。鳩羽色。鳩色。鳩羽。
    1. [初出の実例]「明石縮に絽の重、鳩羽鼠(ハトバネズミ)被布(ひふ)を着たるは、言はでもしるき武家後室」(出典人情本・春色江戸紫(1864‐68頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む