肥前 (ひぜん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →唐津[市]
肥前 ひぜん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 佐賀県北西部、東松浦(ひがしまつうら)郡にあった旧町名(肥前町(ちょう))。現在は、唐津市(からつし)の西端部を占める地域。旧肥前町は1958年(昭…
ひぜん【肥前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 西海道一一か国の一国。古くは火(肥)国(ひのくに)の一部。大化改新後、肥前国(ひのみちのさきのくに)・肥後国(ひのみちのしりのくに)に二分されて…
ひぜん【肥前】
- デジタル大辞泉
- 旧国名の一。西海道に属し、現在の佐賀県と、壱岐いき・対馬つしまを除く長崎県にあたる。肥州。
肥前 ひぜん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 佐賀県北部,唐津市西部の旧町域。東松浦半島の西部を占める。 1958年入野村が切木村の大部分を編入,同時に名称変更して町制。 2005年唐津市,相知…
ひぜん‐もの【肥前物】
- デジタル大辞泉
- 肥前の刀工、忠吉ただよし一家およびその門人が鍛えた新刀の総称。
ひぜんぶし【肥前節】
- 改訂新版 世界大百科事典
肥前節 ひぜんぶし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 杉山肥前掾(すぎやまひぜんのじょう)が創始した浄瑠璃(じょうるり)の一派。江戸の浄瑠璃開祖といわれる杉山丹後掾(たんごのじょう)に、伊之助と名の…
ひぜんのくに【肥前国】
- 藩名・旧国名がわかる事典
- 現在の壱岐(いき)、対馬(つしま)を除く佐賀県、長崎県のほぼ全域を占めた旧国名。律令(りつりょう)制下で西海道に属す。「延喜式」(三代格式)での…
ひぜん‐の‐くに【肥前国】
- デジタル大辞泉
- ⇒肥前
ひぜん‐ぶし【肥前節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸浄瑠璃の一派。寛文(一六六一‐七三)のころ江戸肥前掾藤原清政の語り始めたもの。[初出の実例]「江戸肥前節 長門太夫が弟子なり」(…
肥前藩 ひぜんはん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,肥前(佐賀県)佐賀地方を領した外様藩佐賀藩ともいう。藩主鍋島 (なべしま) 氏。藩祖鍋島直茂 (なおしげ) は,1590年竜造寺隆信に代わっ…
肥前国 ひぜんのくに
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 佐賀県全域、および長崎県の壱岐(いき)・対馬(つしま)を除く地域の旧国名。西海道(さいかいどう)に属す。『肥前国風土記(ふどき)』によれば、肥前国…
肥前国 ひぜんのくに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現在の佐賀県と,壱岐国,対馬国を除く長崎県の旧国名。西海道の一国。上国。古くは「火国 (ひのくに) 」と称した。天武天皇の頃 (674~685) に肥前…
肥前[町]【ひぜん】
- 百科事典マイペディア
- 佐賀県北西部,東松浦郡の旧町。東松浦半島の支半島を占め,上場(うわば)と呼ぶ玄武岩台地上でユリ根,タバコなどを特産。ミカン栽培,乳牛飼育が盛…
ひぜんさんち【肥前山地】
- 改訂新版 世界大百科事典
肥前真弓 (ヒゼンマユミ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Euonymus chibai植物。ニシキギ科の常緑小高木
ひぜん‐ぶし【肥前節】
- デジタル大辞泉
- 1 古浄瑠璃の一。杉山丹後掾たんごのじょうの子の杉山肥前掾が江戸で語ったもので、寛文(1661~1673)ごろに流行。2 歌舞伎下座音楽の一。1を模倣…
ひぜんふどき【肥前風土記】
- デジタル大辞泉
- 奈良時代の肥前国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。肥前国風土記。
ひぜんはん【肥前藩】
- 藩名・旧国名がわかる事典
- ⇒佐賀藩(さがはん)
こ‐ひぜん【古肥前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陶磁器の一つ。肥前国(佐賀県)の唐津焼の古い陶器。古唐津(こからつ)。〔随筆・俗耳鼓吹(1788)〕
ひぜんふどき【肥前風土記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良時代の地方誌。一巻。和銅六年(七一三)の中央官命に基づき、天平四年(七三二)以降、大宰府の指令によって編述された肥前国の地誌。現存本は…
ひぜんただよし【肥前忠吉】
- 改訂新版 世界大百科事典
肥前半島 (ひぜんはんとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 九州の北西部,北の玄界灘,南の有明海によって狭められたところから西方に突出した半島。佐賀県西部と長崎県本土部を含めた地域で,旧肥前国の大部…
ひぜんとうじ【肥前杜氏】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 佐賀の日本酒。大吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒などがある。平成23、24年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦など。仕込み水は脊振(せ…
肥前杜氏(ひぜんとうじ)
- デジタル大辞泉プラス
- 佐賀県、大和酒造株式会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
肥前ビードロ
- 事典・日本の観光資源
- (佐賀県佐賀市)「さが天下逸品 佐賀百選」指定の観光名所。
肥前藩 ひぜんはん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 佐賀藩,鍋島藩ともいう。江戸時代,肥前国佐賀地方 (佐賀県) を領有した藩。藩祖は鍋島直茂で,肥前の豪族龍造寺氏の家臣であったが,龍造寺氏の衰…
肥前節 ひぜんぶし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代の浄瑠璃太夫江戸肥前掾が語った曲風。寛文~延宝 (1661~81) 頃に江戸で流行した硬派の語り物 (金平節など) に対し,父杉山丹後掾から受継…
肥前町ひぜんちよう
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:大津市大津町肥前町[現]大津市松本(まつもと)二丁目甚七(じんしち)町の東に続く浜(はま)町通の両側町。浜組一七町の最東部にあり、…
肥前町ひぜんちよう
- 日本歴史地名大系
- 佐賀県:東松浦郡肥前町面積:四六・八八平方キロ東松浦半島の基部を占め、東松浦郡の北西に位置する。北東は玄海町、北および東は唐津市、南東から…
肥前国 ひぜんのくに
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 西海道の国。現在の佐賀県と,対馬・壱岐を除く長崎県。「延喜式」の等級は上国。「和名抄」では基肄(きい)・養父(やぶ)・三根(みね)・神埼・佐嘉(さ…
肥前国 (ひぜんのくに)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古代 中世 荘園 鎌倉御家人とモンゴル襲来 南北朝内乱 少弐氏から竜造寺氏へ キリシタン大名 近世 所領配置 社会・経…
ひぜんこくふ【肥前国府】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひぜん‐やき【肥前焼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 肥前国から産出する陶器の総称。唐津焼・有田焼(伊万里焼)など。
肥前藩 ひぜんはん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →佐賀藩
肥前風土記ひぜんふどき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 肥前国風土記 奈良時代 地誌 猪熊本(猪熊家)・南葵文庫本(東京大学付属図書館)ほか 肥前国の一一郡(基肄・養父・三根・神埼・佐嘉・小城・…
肥前叢書ひぜんそうしよ
- 日本歴史地名大系
- 二冊 肥前史談会編 昭和一二、一四年刊、四八年復刊 古代より近世初頭までの肥前の文献を所収。 第一輯(「肥前風土記」「肥前旧事」「肥前旧事続編…
肥前藩
- デジタル大辞泉プラス
- 肥前国、佐賀(現:佐賀県佐賀市)を本拠地とした佐賀藩の別称。
肥前国【ひぜんのくに】
- 百科事典マイペディア
- 旧国名。西海道の一国。ほぼ現在の佐賀県と対馬(つしま)・壱岐を除く長崎県。もと火(肥)の国。7世紀後半,肥前・肥後2国に分け,《延喜式》に上…
ひぜん‐もの【肥前物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 慶長(一五九六‐一六一五)の頃より肥前国の刀工、忠吉(ただよし)一家およびその門人が鍛えた刀。
肥前国ひぜんのくに
- 日本歴史地名大系
- 九州の北西部を占め、西に接する平戸島およびさらに西方に連なる五島列島などの島々を含む。南は肥後国、東は筑前国と接する。ただし現長崎県域は肥…
肥前国ひぜんのくに
- 日本歴史地名大系
- 古代〔起源と国名〕「肥前風土記」に「肥前国者 本与肥後国 合為一国」とあり、肥前国はもと肥後国と併せて一国であったのを、のち二国にしたとい…
ひぜんかしま‐ひがた【肥前鹿島干潟】
- デジタル大辞泉
- 佐賀県鹿島市にある干潟。有明海に流れ込む塩田川・鹿島川の河口に位置する。シギ・チドリなど渡り鳥の中継地および越冬地。平成27年(2015)ラムサ…
肥前さくらポーク[畜産] ひぜんさくらぽーく
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 九州・沖縄地方、佐賀県の地域ブランド。佐賀県で飼育されている。肉色は鮮やかなさくら色。きめが細かく、やわらかい食感がある。ビタミン・ミネラ…
ひぜんのくにふどき【肥前国風土記】
- 精選版 日本国語大辞典
- =ひぜんふどき(肥前風土記)
肥前陶磁史ひぜんとうじし
- 日本歴史地名大系
- 中島浩気著・永竹威編 昭和三〇年刊
根岸肥前守 (ねぎし-ひぜんのかみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒根岸鎮衛(ねぎし-やすもり)
肥前大島港
- デジタル大辞泉プラス
- 長崎県西海市にある港。1952年5月設立。港湾管理者は、長崎県。1988年、馬込港より港湾名変更。
肥前国誌ひぜんこくし
- 日本歴史地名大系
- 一冊 森周造編 明治三六年刊 分類地誌 肥前国(現佐賀県地域)について各郡の物産・史跡・名勝・神社・寺院・山岳・河川・詩碑等を記述。