肥前町(読み)ひぜんちよう

日本歴史地名大系 「肥前町」の解説

肥前町
ひぜんちよう

面積:四六・八八平方キロ

東松浦半島の基部を占め、東松浦郡北西に位置する。北東は玄海町、北および東は唐津市、南東から南は伊万里市と境する。北から南西は伊万里湾に面し、湾内のふく島・たか(長崎県)と相対する。東松浦半島上場うわば台地特有の起伏の緩やかな丘陵地で、大半は雑木草原からなり、わずかに丘陵間の低地耕地となっている。流れの短い小河川があるが水量に乏しく、旱魃常襲地で、灌漑用の溜池が多い。海岸は沈降海岸で、出入りの激しい入江、岬が多く、海岸は絶壁が多く、浅瀬暗礁、大小の島嶼が海岸を取り巻く。


肥前町
ひぜんちよう

[現在地名]大津市松本まつもと二丁目

甚七じんしち町の東に続くはま町通の両側町。浜組一七町の最東部にあり、東は松本村内の石場に接する。当町域ももとは松本村内であったとされる。慶応元年(一八六五)大津宿役を負担した役家数は一九軒(大津市志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 開創 板木 入野

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