肥前鹿島干潟(読み)ヒゼンカシマヒガタ

デジタル大辞泉 「肥前鹿島干潟」の意味・読み・例文・類語

ひぜんかしま‐ひがた【肥前鹿島干潟】

佐賀県鹿島市にある干潟有明海に流れ込む塩田川鹿島川河口に位置する。シギチドリなど渡り鳥の中継地および越冬地。平成27年(2015)ラムサール条約に登録された。

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百科事典マイペディア 「肥前鹿島干潟」の意味・わかりやすい解説

肥前鹿島干潟【ひぜんかしまひがた】

佐賀県鹿島市,塩田川と鹿島川が有明海に注ぐ河口付近に広がる干潟。向かい合って立地する東よか干潟同様,干潮時に粒子の細かい泥の堆積した干潟が出現する。ムツゴロウワラスボなど,泥内に生息する魚類を捕獲するための伝統的漁法が,現在でも廃れずに行われている。2015年5月,ラムサール条約登録湿地となる。
→関連項目荒尾干潟ラムサール条約

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